引用元: ・【おんj夜のこども劇場】十亀の恩返し
1: 名無しさん@おーぷん 19/05/22(水)00:01:24 ID:Cyc
むかしむかし、ある村に、心のやさしい松田宣浩(まつだのぶひろ)という若者がいました。
松田さんが海辺を通りかかると、子どもたちが大きな十亀を捕まえていました。
そばによって見てみると、子どもたちがみんなで十亀をいじめています。
「おやおや、かわいそうに、逃がしておやりよ」
「いやだよ。おらたちが、やっと捕まえたんだもの。どうしようと、おらたちの勝手だろ」
見ると十亀は涙をハラハラとこぼしながら、松田さんを見つめています。
松田さんはお金を取り出すと、子どもたちに差し出して言いました。
「それでは、このお金をあげるから、おじさんに十亀を売っておくれ」
「うん、それならいいよ」
こうして松田さんは、子どもたちから十亀を受け取ると、
「大丈夫かい? もう、捕まるんじゃないよ」
と、十亀をそっと、狭山湖の中へ逃がしてやりました。
松田さんが海辺を通りかかると、子どもたちが大きな十亀を捕まえていました。
そばによって見てみると、子どもたちがみんなで十亀をいじめています。
「おやおや、かわいそうに、逃がしておやりよ」
「いやだよ。おらたちが、やっと捕まえたんだもの。どうしようと、おらたちの勝手だろ」
見ると十亀は涙をハラハラとこぼしながら、松田さんを見つめています。
松田さんはお金を取り出すと、子どもたちに差し出して言いました。
「それでは、このお金をあげるから、おじさんに十亀を売っておくれ」
「うん、それならいいよ」
こうして松田さんは、子どもたちから十亀を受け取ると、
「大丈夫かい? もう、捕まるんじゃないよ」
と、十亀をそっと、狭山湖の中へ逃がしてやりました。
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