おんjサマリー@なんjホークスまとめ

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    名もなきj民さんからヘッダー画像を描いていただきました!感謝です!

    どうすりゃいいんだ・・・

    山川
    転載元:山川「どうすりゃいいんだ・・・」
    1: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)10:06:28 ID:5mw
    本拠地、メットライフドームで迎えた阪神戦
    先発多和田が大量失点、中継ぎも四死球の嵐で惨敗だった
    スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「一緒や!打っても!」の声
    無言で帰り始める選手達の中、昨年の確変者山川は独りベンチで泣いていた
    炎獅子ユニで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
    それを今の西武で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
    「どうすりゃいいんだ・・・」山川は悔し涙を流し続けた
    どれくらい経ったろうか、山川ははっと目覚めた
    どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
    「やれやれ、帰ってステーキを食べなくちゃな」山川は苦笑しながら呟いた
    立ち上がって伸びをした時、山川はふと気付いた

    「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
    ベンチから飛び出した山川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
    千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにライオンズの応援歌が響いていた
    どういうことか分からずに呆然とする山川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
    「ホタカ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った山川は目を疑った
    「い・・・石毛さん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
    「つ・・・辻監督?」  「なんだ山川、かってに辻さんを引退させやがって」
    「潮崎さん・・・」  山川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
    1番:辻 2番:平野 3番:秋山 4番:山川 5番:デストラーデ 6番:石毛 7番:安倍 8番:伊東 9番:田辺 投:渡辺久
    暫時、唖然としていた山川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
    「勝てる・・・勝てるんだ!」
    清原からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する山川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

    翌日、ベンチで冷たくなっている山川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

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    内川
    転載元:内川「どうすりゃいいんだ…」
    1: 名無しさん@おーぷん 2018/05/27(日)20:46:35 ID:Jp2
    本拠地、内川で迎えた内川戦
    先発内川が大量失点、内川も勢いを見せず惨敗だった
    内川に響く内川のため息、内川から聞こえる「内川は100内川だな」の声
    無言で帰り始める内川の中、昨年の首位打者内川は独り内川で泣いていた
    内川で手にした内川、内川、内川、そして何より信頼できる内川・・・
    それを今の内川で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
    「どうすりゃいいんだ・・・」内川は悔し内川を流し続けた
    どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
    どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい内川の感覚が現実に引き戻した
    「やれやれ、帰って内川をしなくちゃな」内川は苦笑しながら呟いた
    立ち上がって内川をした時、内川はふと気付いた

    「あれ・・・?内川がいる・・・?」
    内川から飛び出した内川が目にしたのは、内川まで埋めつくさんばかりの内川だった
    千切れそうなほどに内川が振られ、地鳴りのように内川の応援歌が響いていた
    どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
    「セイイチ、内川練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
    「う・・・内川さん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
    「う・・・内川コーチ?」  「なんだ内川、かってに内川さんを引退させやがって」
    「内川さん・・・」  内川は内川パニックになりながらスコアボードを見上げた
    1番:内川 2番:内川 3番:内川 4番:内川 5番:内川 6番:内川 7番:内川 8番:内川 9番:内川
    暫時、内川としていた内川だったが、内川を理解した時、もはや彼の心には内川ひとつ無かった
    「内川・・・勝てるんだ!」
    内川から内川を受け取り、内川へ全力疾走する内川、その目に光る内川は内川とは無縁のものだった・・・

    翌日、内川で冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

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    ガッフェ
    1: 名無しさん@おーぷん 2018/04/30(月)18:09:59 ID:xCw
    栗の木ファームで迎えた有原戦
    栗山監督の栗の木は全盛期の張りを見せず惨敗だった
    べットルームに響く札幌市長のため息、鶴岡の口から聞こえる「小さい」の声
    無言で帰国し始めるマルティネスを見つめ、栗山は独りベンチで泣いていた
    他球団に寝取られた鵜久森、大野、増井、そして何よりソーシア監督に盗られた大谷・・・
    それを今の選手で慰めることは殆ど不可能と言ってよかった
    「どうすりゃいいんだ・・・」栗山監督は我慢汁を流し続けた
    どれくらい経ったろうか、栗山ははっと目覚めた
    どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベットの感覚が現実に引き戻した
    「やれやれ、帰ってチントレをしなくちゃな」栗山は苦笑しながら呟いた
    立ち上がって伸びをした時、栗山はふと気付いた

    「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
    ベンチから飛び出した栗山が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの全裸の男達だった
    千切れそうなほどに腰が振られ、地鳴りのように雄叫びが響いていた
    どういうことか分からずに呆然とする栗山の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
    「栗山、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った栗山は目を疑った
    「大野・・・?」  「なんだ栗山、居眠りでもしてたのか?」
    「き、中日の谷元・・?」  「なんですかガッフェ、かってに谷元さんを移籍させやがって」
    「しょうへい・・・」  栗山は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
    月曜:大谷 火曜:中田 水曜:中島 木曜:西川 金曜:レアード 土曜:岡 日曜:谷口
    暫時、唖然としていた栗山だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
    「食べる・・・食べるんだ!」
    多田野からゴムを受け取り、グラウンドへ全力疾走する栗山、その目に光る涙はノンケとは無縁の漢のものだった・・・

    翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

    転載元:栗山監督「どうすりゃいいんだ・・・」
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    高橋由伸
    1: 名無しさん@おーぷん 2018/04/11(水)21:36:22 ID:GtS
    本拠地、東京ドームで迎えた横浜戦
    リリーフ澤村が大量失点、打線はそこそこ奮闘するも惨敗だった
    ドームに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は5位だな」の声
    無言で帰り始める選手達の中、監督の高橋由伸は独りベンチで泣いていた
    現役時代に手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる監督とチームメイト・・・
    それを今の巨人で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
    「どうすりゃいいんだ・・・」由伸は悔し涙を流し続けた
    どれくらい経ったろうか、由伸ははっと目覚めた
    どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
    「やれやれ、帰って明日のことを考えなくちゃな」由伸は苦笑しながら呟いた
    立ち上がって伸びをした時、由伸はふと気付いた

    「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
    ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
    千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように応援歌が響いていた
    どういうことか分からずに呆然とする由伸の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
    「ヨシノブ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った由伸は目を疑った
    「ま・・・真中さん?ホソイ・・・(小声)」  「なんだパンダ、居眠りでもしてたのか?」
    「い・・・稲葉代表監督?」  「なんだ高橋、かってに稲葉を引退させやがって」
    「古田さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
    1番:真中 2番:宮本 3番:高橋由 4番:ペタジーニ 5番:稲葉 6番:内川 7番:古田 8番:岩村 9番:石井一
    暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
    「野球ができる・・・野球ができるんだ!」
    ラミレスからグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する由伸、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

    翌日、ベンチで冷たくなっている由伸が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

    転載元:高橋由伸「どうすりゃいいんだ・・・」
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