引用元: ・枝野「どうすりゃいいんだ・・・」
1: 名無しさん 21/11/03(水)16:16:31 ID:2OcX
※敵地、日本国で迎えた第49回衆議院議員総選挙
辻元ら党の顔が落選、枝野代表も勢いを見せずに小選挙区で辛勝したものの立憲共産党全体としては惨敗だった
日本中に響く支持者たちのため息、どこからか聞こえる「これからの野党は国民民主党だな」の声
無言で帰り始める支援者達の中、立憲民主党の代表枝野は独り開票センターで泣いていた。
民主党政権で手にした官房長官、大臣のポスト、優越感、そして何より信頼できるサポーター・・・
それを今の日本で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」枝野は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、枝野ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいパイプ椅子の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って自民党の粗探しをしなくちゃな」枝野は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、枝野はふと気付いた
「あれ・・・?民衆がいる・・・?」
部屋から飛び出した枝野が目にしたのは、国会議事堂前駅、永田町駅、桜田門駅まで埋めつくさんばかりの支持者たちだった
千切れそうなほどに立憲民主党の旗が振られ、地鳴りのように枝野コールが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする枝野の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「えだのん、所信表明演説だ、早く行くぞ」声の方に振り返った枝野は目を疑った
「れ・・・蓮舫?」 「なんだ脂汗、居眠りでもしてたのか?」
「つ・・・辻元元議員?」 「なんだ枝野、かってに辻元を落選させやがって」
「志位さん・・・」 枝野は半分パニックになりながら渡された閣僚リストを見た
内閣総理大臣:枝野幸男 官房長官:蓮舫 外務大臣:安住淳 財務大臣:辻元清美 総務大臣:原口一博 環境大臣:内川 経済産業大臣:江田憲司 厚生労働大臣:長妻昭 防衛大臣:志位和夫
暫時、唖然としていた枝野だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
海江田万里からカンペを受け取り、演壇へ全力疾走する枝野、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、都内の事務所で冷たくなっている枝野が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
辻元ら党の顔が落選、枝野代表も勢いを見せずに小選挙区で辛勝したものの立憲共産党全体としては惨敗だった
日本中に響く支持者たちのため息、どこからか聞こえる「これからの野党は国民民主党だな」の声
無言で帰り始める支援者達の中、立憲民主党の代表枝野は独り開票センターで泣いていた。
民主党政権で手にした官房長官、大臣のポスト、優越感、そして何より信頼できるサポーター・・・
それを今の日本で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」枝野は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、枝野ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいパイプ椅子の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って自民党の粗探しをしなくちゃな」枝野は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、枝野はふと気付いた
「あれ・・・?民衆がいる・・・?」
部屋から飛び出した枝野が目にしたのは、国会議事堂前駅、永田町駅、桜田門駅まで埋めつくさんばかりの支持者たちだった
千切れそうなほどに立憲民主党の旗が振られ、地鳴りのように枝野コールが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする枝野の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「えだのん、所信表明演説だ、早く行くぞ」声の方に振り返った枝野は目を疑った
「れ・・・蓮舫?」 「なんだ脂汗、居眠りでもしてたのか?」
「つ・・・辻元元議員?」 「なんだ枝野、かってに辻元を落選させやがって」
「志位さん・・・」 枝野は半分パニックになりながら渡された閣僚リストを見た
内閣総理大臣:枝野幸男 官房長官:蓮舫 外務大臣:安住淳 財務大臣:辻元清美 総務大臣:原口一博 環境大臣:内川 経済産業大臣:江田憲司 厚生労働大臣:長妻昭 防衛大臣:志位和夫
暫時、唖然としていた枝野だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
海江田万里からカンペを受け取り、演壇へ全力疾走する枝野、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、都内の事務所で冷たくなっている枝野が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
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