引用元: ・(●▲●)「年収いくら?500万」(´・ω・`)「400万かな」彡(゚)(゚)「230万…」
270: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)21:52:55 ID:QCa
彡(゚)(゚)「新入社員研修合宿用の荷物はこんなもんか…」
彡(-)(-)「さて…明日も早いし、もう寝たほうがええな…」
彡(゚)(゚)「明日から暫くの間、新入社員は始業時刻より1時間以上前に着いて、自社ビルの周囲や内部を掃除せなアカン」
彡(^)(^)「まぁ…仕事前の軽い運動と割り切っておくで」
その1 その8彡(-)(-)「さて…明日も早いし、もう寝たほうがええな…」
彡(゚)(゚)「明日から暫くの間、新入社員は始業時刻より1時間以上前に着いて、自社ビルの周囲や内部を掃除せなアカン」
彡(^)(^)「まぁ…仕事前の軽い運動と割り切っておくで」
271: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:20:36 ID:QCa
彡(-)(-)「Zzz…」
ジリリリリリ
彡(゚)(゚)「…ファッ!?朝か…」
彡(-)(-)「うーん…思った以上に疲れが取れてへんな…」
彡(゚)(゚)「スーツに袖を通したら目も覚めるやろ。切り替えていくで」
ジリリリリリ
彡(゚)(゚)「…ファッ!?朝か…」
彡(-)(-)「うーん…思った以上に疲れが取れてへんな…」
彡(゚)(゚)「スーツに袖を通したら目も覚めるやろ。切り替えていくで」
272: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:21:25 ID:QCa
彡(-)(-)「(しかし同期Aに怒鳴った勢いで退社した昨日を思い出すと足が重いで)」
彡(゚)(゚)「(タイムカードはちゃんと切ったから打刻漏れの心配はないとはいえ…)」
彡(゚)(゚)「……」
彡()()「(退社時にタイムカードは弄るなって当日説明受けたばかりやんけ!)」
彡()()「(アカン……出社前の心配事が二つに増えた)」
273: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:22:01 ID:QCa
彡(゚)(゚;「時刻は8時15分前……同期Aに一声掛けたくて早めに出たつもりやけど、もう既に結構人がおるな」
社員A「お、イッチ君。おはよう」
彡(゚)(゚)「お早う御座います!」
彡(-)(-)「昨日は申し訳御座いません。不注意で退社時の打刻を行ってしまい…」
社員A「……初日だからね。ただ二度と同じ間違いはしないように」
社員A「事務の人間の仕事を一つ増やしたという自覚は持っておいてね」
彡(゚)(゚;「は、はい!」
社員A「分かったらさっさと動く!荷物を置いて掃除用具を持ってココに戻ってくる!」
彡(゚)(゚;「…はい!」
274: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:22:24 ID:QCa
彡(゚)(゚)「………」
彡(-)(-)「(屋外の掃除がひと段落したから次は屋内といわれたものの…)」
同期C「清掃会社の人が毎日特定の時間に掃除してくれているみたいだから」
同期C「あまり汚れてるところもないね」
同期D「むしろ窓を閉め切っているから、下手に箒とかで掃くと土や埃が舞うだけのような気が…」
彡(-)(-)「(屋外の掃除がひと段落したから次は屋内といわれたものの…)」
同期C「清掃会社の人が毎日特定の時間に掃除してくれているみたいだから」
同期C「あまり汚れてるところもないね」
同期D「むしろ窓を閉め切っているから、下手に箒とかで掃くと土や埃が舞うだけのような気が…」
275: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:22:49 ID:QCa
同期A「う~ん…違うんじゃないかな?」
同期A「むしろ業者の人が見落とすような箇所を、僕たちが多角的な視点により発見できるかを見られているんだと思う」
同期A「発想力と観察力の問題だね。これは企画力にも直結する能力だから手を抜かずにやるべきだ」
同期A「例えば……こうやって自販機の上に箒を乗せて……!」
同期D「やめろって!余計な埃出すだけだよ!」
同期A「むしろ業者の人が見落とすような箇所を、僕たちが多角的な視点により発見できるかを見られているんだと思う」
同期A「発想力と観察力の問題だね。これは企画力にも直結する能力だから手を抜かずにやるべきだ」
同期A「例えば……こうやって自販機の上に箒を乗せて……!」
同期D「やめろって!余計な埃出すだけだよ!」
276: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:23:28 ID:QCa
彡(-)(-)「(同期Aには直接謝罪はしたものの…)」
彡(゚)(゚)「(やっぱりワイはコイツが苦手や…)」
彡(●)(●)「(この空回り気味のポッジな思考が不思議と鼻について仕方が無いんや…)」
277: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:46:59 ID:QCa
彡(゚)(゚)「……研修受けたり仕事を進めていたらもう12時やんけ」
彡(^)(^)「さ~てお昼タイムや!今日は弁当持ってきてへんからコンビニで何か買って食堂で食べるで~」
彡(゚)(゚)「………」
彡()()「(12時10分になっても誰も席を立たへんやんけ!)」
278: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:47:39 ID:QCa
課長「さて……」
事務員「……」
彡(゚)(゚)「(おっ…12時15分になってようやく女性社員らが動き出したで)」
彡(゚)(゚)「(続いて男性社員もチラホラと…)」
彡(゚)(゚)「(一方新入社員のみんなは……)」
彡()()「(自社製品カタログ読んだり、社内ツールの操作マニュアル読んだりして自主的に勉強しとる)」
事務員「……」
彡(゚)(゚)「(おっ…12時15分になってようやく女性社員らが動き出したで)」
彡(゚)(゚)「(続いて男性社員もチラホラと…)」
彡(゚)(゚)「(一方新入社員のみんなは……)」
彡()()「(自社製品カタログ読んだり、社内ツールの操作マニュアル読んだりして自主的に勉強しとる)」
279: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:48:03 ID:QCa
彡(゚)(゚;「(もう12時25分くらいになってもうたで…ああ…)」
同期A「……よし、そろそろみんなご飯に行こうか」
ガタッ
ガタッ
彡()()「(ワイ含め、何かきっかけを待ってたんやろうけど25分は待ちすぎやろ!)」
同期A「……よし、そろそろみんなご飯に行こうか」
ガタッ
ガタッ
彡()()「(ワイ含め、何かきっかけを待ってたんやろうけど25分は待ちすぎやろ!)」
280: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:48:21 ID:QCa
彡(゚)(゚)「(昨日は研修と研修の合間に丁度今から1時間休憩と宣言されたうえでの昼休みやったから)」
彡(゚)(゚)「(みんな割とスムーズに休憩に移れたんやろうか…)」
彡(^)(^)「(しかしこうして新入社員だらけで集まって食堂に向かうのは、なんだか学生時代を思い出して悪くない感じや!)」
彡(゚)(゚)「(みんな割とスムーズに休憩に移れたんやろうか…)」
彡(^)(^)「(しかしこうして新入社員だらけで集まって食堂に向かうのは、なんだか学生時代を思い出して悪くない感じや!)」
281: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:49:00 ID:QCa
彡(゚)(゚)「あ、すまん…ワイはここで」
同期A「あぁもしかしてコンビニ?」
彡(゚)(゚)「…せやな」
同期A「…そうか。みんなで固まって席を取っとくから、なるべく急いで来なよ~」
彡(^)(^)「…おう!サンキューやで~!」
同期A「あぁもしかしてコンビニ?」
彡(゚)(゚)「…せやな」
同期A「…そうか。みんなで固まって席を取っとくから、なるべく急いで来なよ~」
彡(^)(^)「…おう!サンキューやで~!」
282: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)22:49:24 ID:QCa
彡(^)(^)「同期Aもなんだかんだで優しい奴やんけ…っと、戻ったで~」
同期B「僕が最近一番印象に残ったニュースは、ある業界における技術漏洩の件で…」
同期E「でもそれでよりグローバルに…」
同期A「技術を独占することで価格を吊り上げることは消費者という立場からすると…」
彡()()「(とても和やかな昼休憩とは思えない真剣なムードになっとる…)」
同期B「僕が最近一番印象に残ったニュースは、ある業界における技術漏洩の件で…」
同期E「でもそれでよりグローバルに…」
同期A「技術を独占することで価格を吊り上げることは消費者という立場からすると…」
彡()()「(とても和やかな昼休憩とは思えない真剣なムードになっとる…)」
283: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:02:52 ID:QCa
彡(゚)(゚;「な、なにしとるん…?」
同期A「ああイッチ君、これはね昼会議の一貫で…」
同期B「時計回りに1人1人が最近最も気になったニュースと、その理由を述べて…」
同期B「なるべく全員がそれに対する意見を述べていってるんだ」
同期G「イッチ君の順番は今日中には来なさそうだから明日以降かな、でも意見は言って貰うよ」
彡()()「えぇ…」
同期A「ああイッチ君、これはね昼会議の一貫で…」
同期B「時計回りに1人1人が最近最も気になったニュースと、その理由を述べて…」
同期B「なるべく全員がそれに対する意見を述べていってるんだ」
同期G「イッチ君の順番は今日中には来なさそうだから明日以降かな、でも意見は言って貰うよ」
彡()()「えぇ…」
284: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:03:33 ID:QCa
同期A「では次は同期Fさん、どうぞ!」
同期F「えーっと……地元出身の議員が逮捕された……こと?」
同期A「……う~ん、それで議論が発展すると思う?」
同期G「議員が逮捕されたからって私たちには関係ないからね~」
同期F「…ごめん」
同期A「僕たちの発想力とか想像力に寄与するような出来事、あるいは業界に直接関係することで何か無い?」
彡(゚)(゚;「(……なんか何時ワイに会話のパスが回ってくるかと思うと、心配でメシの味がせんな)」
彡()()「(俗に言うメシマズってやつや)」
同期F「えーっと……地元出身の議員が逮捕された……こと?」
同期A「……う~ん、それで議論が発展すると思う?」
同期G「議員が逮捕されたからって私たちには関係ないからね~」
同期F「…ごめん」
同期A「僕たちの発想力とか想像力に寄与するような出来事、あるいは業界に直接関係することで何か無い?」
彡(゚)(゚;「(……なんか何時ワイに会話のパスが回ってくるかと思うと、心配でメシの味がせんな)」
彡()()「(俗に言うメシマズってやつや)」
285: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:26:05 ID:QCa
同期A「……よしそろそろ時間だから皆、自分の席に戻ろうか」
彡(゚)(゚)「ファッ!?まだ12時50分やで?」
同期A「5分前行動5分前行動」
彡(゚)(゚)「……そういえば一つ聞きたいんやけど、ちょっと話ええか?」
286: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:26:25 ID:QCa
同期A「なに?」
彡(゚)(゚)「飯食いに行く時、同期Aさんが声かけてくれたの25分くらいやったけど」
彡(゚)(゚)「仕事が忙しかったから気付くの遅れたんか?」
彡(^)(^)「もし分からないところがあったら分かる範囲で教えたるで!」
彡(゚)(゚)「飯食いに行く時、同期Aさんが声かけてくれたの25分くらいやったけど」
彡(゚)(゚)「仕事が忙しかったから気付くの遅れたんか?」
彡(^)(^)「もし分からないところがあったら分かる範囲で教えたるで!」
287: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:27:28 ID:QCa
同期A「いや~時間は分かってたけど…」
同期A「先輩社員が12時10分くらいにようやく席を立つのに、僕たちが同じ時間帯に立ったら悪いでしょう」
同期A「だから少し早いけど今日は25分くらいに開始にした」
同期A「今後は12時30分~12時50分くらいで昼ご飯は済ませたいから、イッチ君も次からは事前に昼御飯を用意しておいてね」
彡(゚)(゚)「……もしかしてあの昼会議?みたいなのも毎日やるんか?」
288: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:30:14 ID:QCa
同期A「うん?そのつもりだけど」
彡(゚)(゚)「やらんでええんちゃうかな…それか任意の自由参加で。中には1人でご飯食べたい人間や、外食したい人間もおるやろ」
同期A「いや~~~少し前にテレビで見たんだけど」
同期A「超大手企業に勤めている若手社員は昼休憩の際も、ランチの時に意見交換をしているっていう特集があったんだよ」
同期A「フランクな空気でしか生まれない斬新な発想が、今までに無い革新的な商品のアイデアを生むとかで」
彡(゚)(゚)「やらんでええんちゃうかな…それか任意の自由参加で。中には1人でご飯食べたい人間や、外食したい人間もおるやろ」
同期A「いや~~~少し前にテレビで見たんだけど」
同期A「超大手企業に勤めている若手社員は昼休憩の際も、ランチの時に意見交換をしているっていう特集があったんだよ」
同期A「フランクな空気でしか生まれない斬新な発想が、今までに無い革新的な商品のアイデアを生むとかで」
289: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:31:29 ID:QCa
彡(゚)(゚;「(だからってあんな…企業選考のグループワーク以上に茶番な意見交換を毎日やるっちゅうんか…?)」
彡()()「(少なくとも1人ずつ発言を強要してる時点で、恐らくそのテレビ特集でやってたような、フランクな場とは懸け離れとるやんけ…)」
同期A「それにただ黙々と食事を取るだけじゃ時間の無駄だよ」
同期A「社訓にもあったでしょ、1日は48時間あると思えって」
同期A「あれは例え食事している時でも寝ている時でも、何かしら仕事に活かせる行為をしなさいって意味だと僕は分析しているんだ」
同期A「入社して間もない僕たちは少しの時間も無駄にできない。よって新入社員は全員参加するべきだと僕は思っている」
彡()()「(少なくとも1人ずつ発言を強要してる時点で、恐らくそのテレビ特集でやってたような、フランクな場とは懸け離れとるやんけ…)」
同期A「それにただ黙々と食事を取るだけじゃ時間の無駄だよ」
同期A「社訓にもあったでしょ、1日は48時間あると思えって」
同期A「あれは例え食事している時でも寝ている時でも、何かしら仕事に活かせる行為をしなさいって意味だと僕は分析しているんだ」
同期A「入社して間もない僕たちは少しの時間も無駄にできない。よって新入社員は全員参加するべきだと僕は思っている」
290: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:32:20 ID:QCa
彡(゚)(゚)「……」
彡(-)(-)「スマン、実はワイ遠方から出勤しとるんで朝早いんや」
彡(-)(-)「なんで日によっては昼休みの時間に休んでおきたい時もあるんや…」
彡(-)(-)「たまにその昼会議…を休むのは堪忍したってくれへんか?」
彡(-)(-)「スマン、実はワイ遠方から出勤しとるんで朝早いんや」
彡(-)(-)「なんで日によっては昼休みの時間に休んでおきたい時もあるんや…」
彡(-)(-)「たまにその昼会議…を休むのは堪忍したってくれへんか?」
291: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:32:38 ID:QCa
同期A「え~!それはダメだよ!これも業務の一貫なんだから!」
同期A「イッチ君は仕事中に昼寝したいって言ってるんだよ?それはおかしい!」
同期A「下宿先が遠いのも自己責任だよ!入社前に幾らでも時間あったよね?」
彡(゚)(゚;「(アカン…コイツ段々興奮してきて声のボリュームが上がってきとる…)」
彡(゚)(゚;「(そんで周りの目がこっちに向いて来とる…)」
彡(-)(-)「あ、あぁせやな!毎日出るようにするわ」
同期A「イッチ君は仕事中に昼寝したいって言ってるんだよ?それはおかしい!」
同期A「下宿先が遠いのも自己責任だよ!入社前に幾らでも時間あったよね?」
彡(゚)(゚;「(アカン…コイツ段々興奮してきて声のボリュームが上がってきとる…)」
彡(゚)(゚;「(そんで周りの目がこっちに向いて来とる…)」
彡(-)(-)「あ、あぁせやな!毎日出るようにするわ」
292: ◆6xh4OocaFg 19/06/05(水)23:56:12 ID:QCa
彡(゚)(゚)「ハァ~~~…」
彡(゚)(゚)「これから暫く、昼休みが碌に取れへんどころか…」
彡(-)(-)「毎日あの新入社員同士の意見交換会?に顔出さんと思うと憂鬱で仕事が手につかんわ…」
彡(゚)(゚)「(そもそも労働基準法を鑑みた際、実質の昼休みが30分未満なのはどうなんや…?)」
彡(-)(-)「(……先輩社員に遠慮して自主的に昼休み返上してるだけやから違法ではないんかな)」
彡(゚)(゚)「これから暫く、昼休みが碌に取れへんどころか…」
彡(-)(-)「毎日あの新入社員同士の意見交換会?に顔出さんと思うと憂鬱で仕事が手につかんわ…」
彡(゚)(゚)「(そもそも労働基準法を鑑みた際、実質の昼休みが30分未満なのはどうなんや…?)」
彡(-)(-)「(……先輩社員に遠慮して自主的に昼休み返上してるだけやから違法ではないんかな)」
293: ◆6xh4OocaFg 19/06/06(木)00:26:35 ID:jyT
彡(゚)(゚)「そんな事を考えてたら定時や…」
彡(^)(^)「仕事の進み具合も順調やし、残業の指示も出とらん…」
彡(^)(^)「昨日今日で教わった事を自分用に資料化してまとめておくか…それで1時間くらい時間潰して適当に帰ろ」
パサッ
彡(゚)(゚)「うん?なんやこれ…資料か?」
294: ◆6xh4OocaFg 19/06/06(木)00:26:58 ID:jyT
同期A「みんな資料は行き渡ったかな?」
彡(゚)(゚;「(なんや…?嫌な予感しかせえへん…)」
彡(゚)(゚)「(何が書かれてるんや…?何々…『新入社員一同による夜間の清掃計画』!?」
同期A「使えば汚れる…これは自然の摂理…」
彡(゚)(゚)「(なんか言い出しおったで)」
彡(゚)(゚;「(なんや…?嫌な予感しかせえへん…)」
彡(゚)(゚)「(何が書かれてるんや…?何々…『新入社員一同による夜間の清掃計画』!?」
同期A「使えば汚れる…これは自然の摂理…」
彡(゚)(゚)「(なんか言い出しおったで)」
295: ◆6xh4OocaFg 19/06/06(木)00:27:31 ID:jyT
同期A「朝に掃除していて思ったんだけど…」
同期A「この会社には未だ掃除の手が行き届いていない箇所が沢山ある!」
彡(゚)(゚;「(いやお前…それで自販機の上の余計な埃を降らせたばかりやんけ…)」
同期A「それを業務終了後、改めて会社全体を振り返りながら、朝の清掃とは違った観点で掃除を行おうという計画です」
296: ◆6xh4OocaFg 19/06/06(木)00:34:48 ID:jyT
同期B「おぉ…さすが同期A君、こんな資料を何時の間に…」
同期G「視覚的にも凄い見やすい!」
彡(゚)(゚;「ちょ、ちょっと待てや!」
彡(゚)(゚)「掃除自体はこれから毎朝行うやろ?なんで業務終了後も掃除せなアカンねん!」
同期G「視覚的にも凄い見やすい!」
彡(゚)(゚;「ちょ、ちょっと待てや!」
彡(゚)(゚)「掃除自体はこれから毎朝行うやろ?なんで業務終了後も掃除せなアカンねん!」
297: ◆6xh4OocaFg 19/06/06(木)00:35:33 ID:jyT
同期A「…さっきも言ったけど…朝から今まで社内を歩いたり、備品を使ったりしていると当然汚れが出るんだよ」
同期A「だからこの会社への1日のお礼も兼ねて掃除するのは一社員として当然じゃないかな?」
同期B「そうだね…それに朝の清掃は上司からの命令だけど…」
同期B「これは俺たちが自主的にやる、いわば初めて会社に貢献できるチャンスなのかもしれない」
同期G「指示待ち人間にはなりたくないよね」
同期E「定時以降に先輩社員のデスク周りを掃除しつつ、挨拶をすると、交流が深まるかも…」
彡()()「」
298: ◆6xh4OocaFg 19/06/06(木)00:36:03 ID:jyT
彡(゚)(゚;「(なんでや…なんでワイは1日に2回も会社の掃除を…)」
部長「おっ!新入社員の諸君!何をやっとるんだね?」
彡(^)(^)「(おっ!部長クラスの人間なら勝手な行動はするなと注意してくれるか?)」
同期A「はい!率先して社内清掃を行っております!」
同期A「始業前の掃除では手が回らない範囲を中心に、会社全体を俯瞰することで…」
同期A「一日でも早く、我が社を理解するべく一同励んでおります!!」
部長「おぉ……今年の新人は優秀だねえ」
部長「是非励んでくれたまえ。ただ他の社員の邪魔はしないようにね」
彡()()「」
部長「おっ!新入社員の諸君!何をやっとるんだね?」
彡(^)(^)「(おっ!部長クラスの人間なら勝手な行動はするなと注意してくれるか?)」
同期A「はい!率先して社内清掃を行っております!」
同期A「始業前の掃除では手が回らない範囲を中心に、会社全体を俯瞰することで…」
同期A「一日でも早く、我が社を理解するべく一同励んでおります!!」
部長「おぉ……今年の新人は優秀だねえ」
部長「是非励んでくれたまえ。ただ他の社員の邪魔はしないようにね」
彡()()「」
299: ◆6xh4OocaFg 19/06/06(木)00:41:55 ID:jyT
今日はここまでや
300: sage 19/06/06(木)18:02:21 ID:KMx
ヒエッ…
301: 名無しさん@おーぷん 19/06/06(木)21:39:41 ID:Fhf
やべーやつすぎて草
その1
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