やきう民
引用元: ・(●▲●)「年収いくら?500万」(´・ω・`)「400万かな」彡(゚)(゚)「230万…」

225: ◆6xh4OocaFg 19/05/29(水)23:26:28 ID:La3
社員A「──以上でオリエンテーションを終了します」

社員A「5分ほどの休憩を挟んだ後、各部署の人間から主な業務内容についての紹介が行われる手筈となっているので」

社員A「お手洗いに向かう方以外は室内待機でお願いします」

彡(-)(-)「(………)」
その1 その6
226: ◆6xh4OocaFg 19/05/29(水)23:27:26 ID:La3
彡(-)(-)「(初日ということもあって、オリエンテーションは気楽なもんやと思って臨んだけども…)」

彡(゚)(゚)「(1週間後に別の場所で研修が予定されてるなどの驚愕の真実が次々と明かされたり、それに伴う今後への不安もあって)」

彡(-)(-)「(なんかドッと疲れたで…)」

彡(゚)(゚)「しかしまだ暫く先輩社員からのお話は続くようや。念のためトイレで身体から水分を出しておくか…」

227: ◆6xh4OocaFg 19/05/29(水)23:27:54 ID:La3
彡(^)(^)「トイレトイレっと…」

彡(^)(^)「新築して間もない自社ビルという事もあって、トイレは比較的綺麗なのが嬉C…」

彡(゚)(゚)「……ッ!?」

彡()()「クッサ!!!なんやねんこれ(クッサ!!!なんやねんこれ)」

彡(゚)(゚)「あまりの臭いに思わず声に出てもうたがな」

228: ◆6xh4OocaFg 19/05/29(水)23:28:25 ID:La3
同期A「……(ソソクサー)」

同期D「………ヴッ」

彡(゚)(゚;「(ワイみたいに直接声は出さずとも、トイレに入った瞬間、若干みんな顔を顰めとるな…)」

彡()()「(誰かが直前に置き土産でも残していったんか…?個室は空いてるし、流し忘れということも無さそうや)」

彡(゚)(゚)「…ん?」

229: ◆6xh4OocaFg 19/05/29(水)23:34:16 ID:La3
彡(゚)(゚)「(このトイレ、窓がないんやな…)」

彡(゚)(゚)「(そんでこの部屋に唯一の小型換気扇は…埃で詰まってる所為か真っ黒でファンの奥が見通せへん)」

彡()()「(……建築・室内設計のことはよく分からんけど、数日後にはこの臭いとれてるとええなあ…)」

230: ◆6xh4OocaFg 19/05/29(水)23:34:41 ID:La3
彡(゚)(゚)「そんなこんなで社内の案内を受けたり、会議形式のレクリエーションを体験してたら定時や」

彡(^)(^) 「上司から帰っても良いとの許可も下りたし、適当に挨拶して帰り支度でもするで~」

彡(゚)(゚)「しかしこういうのって最初に『お疲れ様でした~』と言い出すの勇気がいるもんや…」

彡()()「(早く帰りたいけど暫く様子見するか…初日から波風立てたくないで…)」

231: ◆6xh4OocaFg 19/05/29(水)23:35:19 ID:La3
社員B「申し訳御座いません!本日所要のため定時で失礼させて頂きます!お疲れ様でした!」

彡(^)(^)「(おっ!先輩社員が定時退社かな?)」

彡(^)(^)「(これはええ流れや!ワイもこの人に続いて…)」

周り「………」

232: ◆6xh4OocaFg 19/05/29(水)23:36:12 ID:La3
社員「………ハァ~」

社員「………おつかれー(棒読み)」

社員「………チッ」

社員B「………失礼します」

彡()()「(めっちゃ空気悪いやんけ!)」

233: ◆6xh4OocaFg 19/05/30(木)00:05:20 ID:0xB
彡(゚)(゚;「(こんな光景を見せられたら迂闊に切り出せへんやんけ…)」

社員C「おっすお疲れ~」

社員D「新入社員の諸君、初日はどうだった?」

彡(゚)(゚)「あっ、お疲れ様です!」

同期数名「「「「お疲れ様です!!」」」

234: ◆6xh4OocaFg 19/05/30(木)00:06:30 ID:0xB
社員C「……しっかしアイツ本当にないわ~」

社員D「まだ初日の新人が誰も帰ってないのに退社とかありえない」

社員C「ごめんね?情けない先輩を見せてしまって」

社員D「あいつの事は別に尊敬しなくていいから。もういっそのことタメ口でいいよ、あいつ社員Bって名前だから」

彡(゚)(゚;「は、はぁ……(なんか嫌な雰囲気やな)」

235: ◆6xh4OocaFg 19/05/30(木)00:07:09 ID:0xB

彡()()「(ワイも定時帰りしたり、早めに退社したら、こんな風に陰口の対象になるんやろか…)」

同期B「先輩方はまだ暫く残られるご予定なんですか?」

社員C「ああ勿論だよ、これから少し煙草吸いにいくけどね」

社員D「むしろ俺たち営業にとっては定時以降が仕事の本番みたいなところがあるから」

236: ◆6xh4OocaFg 19/05/30(木)00:07:27 ID:0xB
社員C「そうそう、むしろ定時まではウォーミングアップに近いな」

彡(゚)(゚;「さ、参考までにお二人は大体何時くらいまでお仕事されているんですか?」

社員D「何時…?うーん何時くらいまでとか考えたことないな」

社員C「まぁ大体日付変わるくらいまでは毎日残ってるよ」

237: ◆6xh4OocaFg 19/05/30(木)00:08:01 ID:0xB
彡()()「(ファッ!?)」

同期A「今の時期は我々の入社の件もあってお忙しい時期なのでしょうか?もし何か手伝えることがあれば」

社員C「あ~いいよいいよ、そんなんじゃないから」

社員D「定時までは外回りが中心だからね。定時以降にようやく報告書の作成やら営業同士の会議に着手できるから」

社員D「自然と帰る時間が遅くなるだけなんだよ」

238: ◆6xh4OocaFg 19/05/30(木)00:09:24 ID:0xB

彡(゚)(゚;「でも…それだけ遅いと終電とか大丈夫なんですか?」

社員D「あぁ…俺は徒歩圏内だから大丈夫」

社員C「俺は会社の営業車で自宅まで帰る。ここの社員は殆ど会社の営業車か自家用車で通勤してるよ」

社員C「……ただ流石に今日は早めに帰ろうかな。昨晩は家に着いたの3時だったし…」

社員C「実家から届いた林檎齧って、シャワー浴びて、そのまま出勤だから徹夜なんだわ」

彡()()「す、すごいですね…」

239: ◆6xh4OocaFg 19/05/30(木)00:10:26 ID:0xB
社員D「みんなも定時であがれるのは新人のうちだから今日は早めに帰りなよ」

社員C「そうそう、新人期間が終わると定時で帰りますなんて言ったら」

社員C「同じ部署の連中からぶっ飛ばされるからね」

同期A「承知しました!」

同期B「先輩方もご無理をなされませんよう」

彡(゚)(゚)「し、失礼します~(なんや帰れる流れになったんか…?)」

To Be Continued・・・
その1 その8